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プレネイタルビジット

「プレネイタルビジット」ってご存知ですか?

 

出生前訪問出産前小児保健指導を意味しています。

 

大きな病院では、胎児診断で赤ちゃんに病気が見つかったご家族が、出産後に赤ちゃんを見てくれる小児科医や小児病棟を事前に訪れて、どんな環境でどんな治療を受けるかなどの際に使用します。

 

一方で、一般の方にとってはどういう意味を持つのでしょうか?核家族化が進み、産後およそ1ヶ月もすると赤ちゃんとパパママの生活が始まります。でも多くの場合、パパはお仕事に行くため、ママは赤ちゃんに対して大きな責任を持つことになります。とっても不安ですよね。赤ちゃんに心配なことが起こったとき、パパや自分のお母さん(赤ちゃんのおばあちゃん)がそばにいて、一緒に悩んでくれたらまだ良いですが、一人っきりで向き合うのは本当に辛いことです。また頻繁に変更になる赤ちゃんの予防接種のスケジュールをしっかり立てられるのだろうか、そもそもどんな状態になったら小児科に連れて行ったらいいのか、なんて悩む方ばかりです。

 

そんな不安を解消するために、出産前(もしくは出産直後)から赤ちゃんとパパママをサポートする小児科医や小児科の看護師がいて、すでに顔見知りだったら安心じゃないですか?

 

日本では大分県(モデル事業として取り組みをはじめました)や福岡県を始めとした九州地方が力を入れていて、地域として出生前からかかりつけ小児科になってくれるクリニックを訪れ、色々相談するようになってきています。そして、予防接種やかぜのとき、ちょっとした悩みのときなど気軽に受診することで、ママたちの不安を少しでも減らすことを目指しています。

 

とてもよい活動だと思います。しかし岐阜県ではそういった働きは盛んではありません。でも行政などが動くのを待っているのは違うと思います。草の根活動でよいので始めることにしました。

 

私たち、あわのこどもクリニックの理念は病気を治すだけではなく、育児への不安を減らし、安心して子育てができる地域づくりをすることです。岐阜市北部や山県市が岐阜県で最も子育てしやすい街と言われるために、地域の方々と共に頑張って行きたいと思っています。

 

あわのこどもクリニックは一般のかぜなどの患者さんの待合室とは別に、予約制の非感染の待合室・診察室があります。そのため、妊婦さんの相談はもちろん、出産後のちょっとした相談でも気軽に来院してください。全てのスタッフが子育て経験ないしは小児科経験のある方です。パパママの不安を全力でサポートします。初産の方、二人目以降の方、里帰り分娩などなど色々ありますが、お気軽に相談して下さい。

 

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