お子さんの頭の形、気になっていますか?
こんにちは、院長の面家健太郎です。
お子さんの頭の形が気になるという相談をよくいただきます。多くの場合は「位置的頭蓋変形症」といって、寝ているときの姿勢が原因で頭の形が変わってしまうことがあります。
この症状には主に二つの治療法があります。
1. 理学療法
寝返りができるようになると効果が薄くなるため、生後4か月ごろまでがメインです。
寝る姿勢の工夫や「タミータイム」という姿勢の取り方で改善が期待できます。
窒息にはくれぐれも注意が必要ですが、興味がある方は受診していただければ、スタッフが丁寧に方法を説明します。
2. ヘルメット療法
お子さん一人ひとりの頭の形に合わせて作るため、効果は高いです。
ただし自費診療となるため、メリット・デメリットをしっかり聞いて納得した上で判断していただければと思います。
さいごに
頭の形は、成長の時期に対応することがとても大切です。気になったら早めの相談をおすすめします。
ちなみに私自身、中学時代に丸坊主が嫌だった『絶壁(正式名称:短頭)』の経験があります。
このトラウマもあって、悩んでいる親御さんのお力になりたいという思いで、この診療を始めました。
お子さんの頭の形について気になることがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。
