こんにちは、院長の面家です。

 

新型コロナウイルス感染の第一波が収まりをみせており、緊急事態宣言の解除や学校などの再開が計画されていますね。

 

しかし、実は医療者が恐れているのは第二波です。もちろん、無いに越したことはなく、取り越し苦労だといいなと思っています。医師はどんな診断、治療をするときも「もし上手く行かなかったらこの診断を考慮しよう」とか「次、◯◯があったらこの検査をしよう」とか2手、3手先を考えて動いています。将棋や囲碁のようですね。コロナについてもそうです。

 

そんな中、岐阜ハートセンターの松尾院長が事務の方々と当院を訪問されました。当院が行っているオンライン診療や小児科クリニックの感染対策などを見学されていかれました。同じ民間医療機関と言っても大きな病院と個人クリニックと規模も違います。しかし、2手、3手先を考えていらっしゃるからこそ、施設規模を問わず良いところを導入したり、自分の施設で行っていないものについて貪欲に知ろうという姿勢を拝見し、私もこのような姿勢を取り続けられる医師でいたいと思いました。

私が所属している全国のクリニックの医師の集いでも、6月にオンライン診療について説明をさせていただくことになりました（もちろんオンライン、zoomです！）。どのクリニックの先生もそれぞれの地域で押しも押されぬ信頼を得ているトップクリニックの先生方ばかりです。やはりそこでも自分たちがまだ不十分で、かかりつけの患者さんのためになるなら、と学び続けておられます。当院がかかりつけの患者さん方と培った経験が全国に拡がります。その先生方を通じて全国の困っている方を支える一助となることを願います。

 

では。

 

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