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肺高血圧web講演会

[2019.09.11]

こんにちは院長の面家です。

 

9/9に肺高血圧のweb講演会を受講しました。今回のテーマは「ACHD関連肺動脈性肺高血圧に対する治療戦略」というものでした。ACHDは成人先天性心疾患(adult congenital heart disease)の略です。

 

医学は日進月歩であるため、先天性心疾患のような慢性疾患の場合は、患者さんが治療を受けられた時期によって治療法が異なります。そのため成人先天性心疾患の専門医は現在の医学知識に加え、過去の治療法にも精通しなければなりません。

 

肺高血圧は近年治療法も充実してきましたが、少し前までは治療不可能な死の病でした。特に先天性心疾患に合併すると手術も受けられなくなってしまう程でした。現在は肺高血圧の薬が数多く開発されてきたため、昔手術適応が無いとされた患者さんにも再度適応評価する、手術の適応はなくとも症状の改善の余地がある、というように状況は改善してきました。

 

その中での最近のトピック「Treat and repair」について岡山大学の経験と国際状況を教えていただきました。「Treat and repair」とは昔肺高血圧を合併していたため、先天性心疾患の手術を受けられなかった患者さんに対して、手術を行い、現代の肺高血圧治療の総力を発揮して肺高血圧を抑え込むという治療方法です。治せなかった患者さんを治せる様になったというと聞こえはいいですが、本当に大丈夫なの?という検証が必要です。ちょっと前までは変なブームになっていて少し危惧していたのですが、国際的にも安易に行うのは良くない、しっかりと適応を評価してという流れになってきているようで安心しました。そのうえでしっかりと治療適応を検討し実施すると良くなる患者さんもいらっしゃるという報告をしてくださいました。

 

私も昨年、東京で開かれた肺高血圧の専門家のみの会で発表させていただく機会がありましたが、同様の治療経験についてお話してきました。医師として何か患者さんに治療を提供したいという先生方の熱い思いが伝わってきました。着実に進歩してきているこの分野の未来に期待したいところです。

昨年の講演会。うーんちょっと太ったかも。痩せないと。。。

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