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乳児血管腫セミナー

[2019.12.02]

こんにちは、院長の面家です。

 

乳児血管腫についてのwebセミナーを受講しました。

 

乳児血管腫(にゅうじけっかんしゅ)は、皮膚の表面や内部にできる「赤あざ」の一種で、未熟な毛細血管が増殖してあらわれる良性の腫瘍です。見た目が赤く、いちごのような外観から、「いちご状血管腫」とも呼ばれます。

 

私が医師になった頃にはいちご状血管腫はただ「様子をみる」だけでした。おそらく症状の強い(大きい)方は最初から皮膚科を受診していたのかもしれません。どちらにしても自分自身が勉強した教科書でも基本は様子をみるというものでした。医療は進歩し、今は治療法が出現してきました。当院では治療は行わなくても、以前のように全ての患者さんに「様子をみる」は適切ではないと考えております。そのため以下のような状況では紹介をさせていただくこととします。

 

<紹介させていただく目安>

乳児血管腫の表面がただれている、または出血がみられる

目や鼻の近くに乳児血管腫と思われるものがある

唇、口の周辺、口の中に乳児血管腫と思われるものがある

乳児血管腫と思われるものが5ヵ所以上ある

乳児血管腫と思われるものがここ数日で急激に大きくなった

乳児血管腫かどうか分からないが皮膚の下が盛り上がっている

などです。

 

もちろん良性のものですので、小さなものは「様子をみる」でよいと思いますが、上記に該当する方やあまりに大きくて心配ということであれば紹介をさせていただくことがあります。

 

わかりやすいサイトがありましたので、こちらも参照ください。

 

では。

 

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