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ウイルス性胃腸炎(ロタウイルス、ノロウイルスなどを含む)

病名

胃腸炎、ウイルス性胃腸炎

 

原因

ロタウイルスやノロウイルス、アデノウイルスなどのウイルスによる感染。

 

症状

下痢、嘔吐、元気がない、など。

 

治療法

一番大切なのはご家庭での食事療法です。吐き続けるときや脱水症状が強いときには点滴通院や入院が必要となることもあります。

 

おうちで注意すること

1) 吐いたすぐには飲ませない:胃腸が水分などを受け付けられなくて吐いてしまったわけなので、吐いた直後に飲ませるということは無理に胃腸に仕事をさせることになります。

 

2) 最初は少量の水分から:目安としては一回嘔吐したら30分ほど胃を休めてから、ごく少量の水分から始める。徐々に量を増やす。おっぱいは続けても大丈夫ですよ。食事のとり方はこちらも参考に(現在準備中)

 

3) 便の取り扱い:下痢が続くと腸が荒れて血が混じることがあります。ほとんどが問題にならないものですが、時に細菌性腸炎や腸重積の始まりのことがあります。スマホなどで写真をとり、病院で伝えられるようにしましょう。また大人もかかることがありますので、ご家庭で蔓延しないように手洗いなどは注意しましょう。

 

院長からの一言

嘔吐時の対応や下痢便の対応(現在準備中)もご覧になってください。お子さんの嘔吐ってご家族にするととても怖い症状だと思います。1回、2回吐いただけでは脱水にはふつうなりません。なので、焦らず、ゆっくりと水分をとらせることが大切です。また病院に行ったときに上手に症状が伝えられるように、いつ嘔吐や下痢があったか、どのくらいずつ飲んだり食べたり出来たかのメモをとっておくと、ご家族の心配がうまく担当の先生や看護師さんに伝わると思いますよ。

 

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