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手足口病

◯病名

手足口病

 

◯原因となるウイルス

エンテロウイルスと呼ばれるウイルス群によって発症します。

 

◯症状

3-4日程度の潜伏期をおいて、病名どおり、手、足、口に発疹が出現します。特に手掌(てのひら)、足底(足のうら)、口の中にできやすいです。丘疹と呼ばれる小さく盛り上がったものから、水疱(すいほう:みずぶくれ)ができます。肘や膝、おしりに発疹が出ることもあります。1週間程度で発疹は消失します。

 

お熱は出ることも出ないこともあります。

 

◯治療法

基本的にはウイルス疾患なので対症療法が主となります。水疱などが痛いときには、痛み止めを使うこともあります。

 

◯おうちで注意すること

夏風邪の代表として、幼児を中心に夏期に流行します。口の中が痛いことがありますので、刺激の少ない食べ物や飲み物を少しずつ摂取するのがよいでしょう。

 

◯院長からの一言

お友達や通っている園、小学校などでの流行状況も診断の助けになりますので、そういった情報も教えていただけると助かります。

ちなみに英語でもHand, Foot and Mouth Disease (HFMD)って言うんですよ。

 

◯注意するポイント

強い頭痛や嘔吐が見られるときには、一般的な感染の症状なのか、まれではありますが髄膜炎などに進展していないかの評価が必要になりますので、かかりつけの先生の診察を受けて下さい。

 

参考)

院長ブログ:手足口病って何回もかかるの?

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