突発性発疹
◯病名
突発性発疹
◯原因となるウイルス
ヒトヘルペスウイルス
◯症状
発熱が主体です。生後4、5ヶ月頃から1、2歳までの乳幼児がかかることが多く、時に人生で初めての高熱の原因となります。3〜5日間39〜40℃近い高熱がでて、熱が下がった後に発疹が出ます。時に不機嫌となったり、うんちがゆるくなり軟便・下痢になることが多いです。
◯治療法
ウイルス感染症であり、基本的に経過観察です。いっぺんに多くの水分を摂らなくても良いので、少しずつでもしっかり水分摂取できるようにしましょう。
◯おうちで注意すること
時々、風邪を引いているからしっかり着せなけばいけないと、着ぶくれして、余計に熱がこもってしまうことがありますので注意しましょう。熱性けいれんを起こすこともありますので、しっかり経過をみてあげてください。
◯院長からの一言
時々発熱と同じタイミングで発疹が出るのではと思われる方がいらっしゃいますが、発熱が収まった後に発疹が出現するのがポイントです。発疹がでたら、基本的にはおしまいです。
◯ポイント
原因となるウイルスが複数あるため、実は2回かかるお子さんもいらっしゃいます。