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細菌性腸炎

◯病名

細菌性腸炎

 

◯原因となる菌

カンピロバクターやサルモネラ、病原性大腸菌、ビブリオなどの細菌

 

◯症状

発熱、腹痛、嘔吐、下痢など。血便がでることもあります。食中毒として発症することがあります。お肉や卵などを触った、生肉を食べた、お肉を調理した包丁やまな板をそのまま使って野菜を切り、それを食べたなどが原因だったりもします。農場などに行ったあとにでることもあります。

 

◯治療法

一般の胃腸炎に準じた対症療法(下痢や嘔吐への対応)に加えて、抗生剤治療を行います。

 

◯おうちで注意すること

最近、焼き肉屋さんなどでもお肉を焼くトングとお肉を取り分けるトングを使い分けるように説明がされているのを見かけますよね。お家でも同じです。バーベキューなどの際にも注意しましょう。

 

◯院長からの一言

ぱっとお一人の患者さんをみただけでは、対症療法だけでよいウイルス性の胃腸炎との区別を完全につけることは困難です。一緒にご飯を食べた方の中で同じように発症した方、バーベキューなどを行った状況などを担当の先生に伝えられるとよいですね。

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