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ヘルパンギーナ

◯病名

ヘルパンギーナ

 

◯原因となるウイルス

エンテロウイルスと呼ばれるウイルス群によって発症します。

 

◯症状

2-4日程度の潜伏期をおいて発熱で発症します。咽頭(のど)の口蓋垂(のどちんこ)の周辺が赤くなり、時に潰れて潰瘍(白くくぼんだ状態)になります。多くが1-4日程度で解熱し、口の中の所見も1週間程度で改善します。口の中の痛みを訴えることが多いです。

 

◯治療法

基本的にはウイルス疾患なので対症療法が主となります。

 

◯おうちで注意すること

夏風邪の代表として、幼児を中心に夏期に流行します。口の中が痛いことが多く、刺激の少ない食べ物や飲み物を少しずつ摂取するのがよいでしょう。

 

◯院長からの一言

お友達や通っている園、小学校などでの流行状況も診断の助けになりますので、そういった情報も教えていただけると助かります。

 

◯注意するポイント

熱が下がり、水分や食事が十分摂取できていれば登園可能です。

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