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麻疹(はしか)

◯病名

麻疹(ましん)

 

◯原因となるウイルス

麻疹ウイルス

 

◯症状

一般的には「はしか」と呼ばれます。10日程度の潜伏期を経て発症します。

 

最初の2、3日は高熱を中心として咳、鼻水、目やになど「ひどい風邪」の症状で、この時期に麻疹と診断するのは難しいです。3,4日目頃いったん熱が下がったかな、と思った時に発疹とともにもう一度高熱がでます。この高熱はまた3、4日続きます。

 

◯治療法

重症感も強く、ご心配になるかと思いますが、基本的にはウイルス感染なので、対症療法が原則です。しっかり水分を摂ったり栄養を摂ることが大切です。二次性に肺炎を合併したりすると抗生剤を使用することもあります。

 

◯おうちで注意すること

ご家族で予防接種を受けていない方がいないか注意しましょう。また肺炎や脳炎を合併することがあるので、しっかり治るまでは目を離さないようにしましょう。

 

◯院長からの一言

非常に重症な感染なので、できる限りしっかりと予防接種を受けて予防をしましょう。

 

◯注意するポイント

感染力の強い病気なので、接触歴など心配があるときは医療機関に事前に電話をするなどして、他の患者さんにうつさないようにすることも大切です。

 

あわのこどもクリニックでは感染拡大防止のため、特別診察室で診察させていただきます。スタッフがご案内しますので、玄関のインターホンでお声をかけていただけますようお願いいたします。

 

またワクチン未接種のお子さんが明らかな麻疹患者さんと接触した際は、72時間以内にワクチンを接種すれば発病を防げたり、重症化の予防ができると言われています。

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