インフルエンザweb講演会
こんにちは面家です。
この週末は雨がひどかったですね。とあるショッピングセンターの駐車場では側溝からの水が溢れ、洪水になっていました。。。
さて最近の勉強会の報告です。
ちょっと前になりますが、インフルエンザのweb講演会を視聴しました。本当に便利になりました。実際に講師の先生の顔を見ながら勉強させていただく講演会も緊張感があってよいのですが、診察時間が押してしまったときなどは、診察室でそのままPCを開いて受講できるのはとてもありがたいです。
今回は2018-2019シーズンのインフル流行のまとめと、近年抗インフルエンザ薬として使用可能となったゾフルーザがテーマでした。とても良く効く薬剤のようですが、耐性ウイルスなどの噂もあり、物議を醸していた薬剤です。私個人としては出始めのときはどんなトラブルが起きるかわからないこともあり、ちょっと慎重になっており、まだ処方回数が多くない薬剤でもあります。
結果としては他の薬剤の耐性などの率とは変わらず、有効性には問題ないというのが現時点での報告のようです。作用機序からは従来の薬剤よりも少しはやい段階でウイルスの増殖などを抑えることから理想的だなとは思っています。次のシーズンに向けて、顆粒剤も使用可能になるという話もあり(現在は錠剤だけです)、冬の時期にお子さんたちを守ってくれるといいなと思います。
クリニックでの流行状況ですが、先週までの溶連菌、アデノウイルス感染に加え、徐々にヘルパンギーナや手足口病も流行の兆しを見せています。ヘルパンギーナや手足口病は口の中がとても痛くなることから、食事や飲水が不十分になりやすい疾患です。来院された際は口の中の所見の報告とともに、どういった食事が望ましいかなどもアドバイスさせていただきます。気軽にご相談くださいね。
では。