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予防接種:B型肝炎

[2019.10.02]

こんにちは、院長の面家です。

 

今日は予防接種第3弾「B型肝炎」についてお届けします。

 

予防接種:B型肝炎

どんな病原体を予防するの?

B型肝炎ウイルス

 

どんな病気を予防するの?

B型肝炎ウイルスによって発症する代表的な疾患は「肝炎」が代表です。字のごとく肝臓が炎症を起こします。問題は慢性化していしまうことです。慢性肝炎→肝硬変→肝癌となってしまう可能性があります。

 

感染経路は基本的に、「垂直感染」と「水平感染」の2つがあります。

「垂直感染」は「母子感染」ともいい、お母さんがB型肝炎にかかっている場合に分娩時にうつってしまう感染様式です。こちらは産婦人科と新生児科の先生が主に担当されます。

「水平感染」はいわゆる感染であり、他の方からうつってしまうものです。はっきりとした原因(輸血など)がわかるときもあれば、原因不明でかかってしまうこともあるとされます。私たちクリニックの小児科医はここを予防するためにワクチンを接種しています。そのため他の方とのふれあいが増える時期までに予防接種を開始します。

低年齢で感染すると「キャリア化」と言って持続感染して、体内にウイルスを保有した状態になりやすいと言われています。そのため低年齢時の感染をしっかりと抑える必要があります。

このようにB型肝炎ウイルスは非常に重要なもので、初の「がん予防ワクチン」と言えます。近年定期予防接種に組み込まれたのには大きな意義があります。 

 

どんなタイミングで接種するの?

引用元:ワクチン.net様

先に述べたように、乳児期の感染を防ぐためですので、なるべく早期に打ち始めたほうがよいです。そのため生後2ヶ月になったらすぐに打ち始められるように、スケジュールを作成する必要があります。初めてのお子さんでお悩みの方は気軽にクリニックまでお電話ください。

では

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