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アトピー性皮膚炎スキンケアwebセミナー

[2019.08.05]

こんにちは院長の面家です。

暑い日々が続いていますが、熱中症対策は大丈夫ですか?水分を摂ることばかりがクローズアップされていますが、塩分、糖分もバランス良く摂取してくださいね。

さて7月に受講した講演会情報もあと2つご報告します。今回はアトピー性皮膚炎とスキンケアというテーマで東京慈恵会医科大学葛飾医療センター小児科の堀向健太先生とほう皮フ科クリニックの許郁江先生のwebセミナーです。

アトピー性皮膚炎の診療の根幹にはスキンケアがあります。皮膚のバリア機能というのはとても大切です。角質を始めとする皮膚の表層が物理的にアレルゲンを含めた刺激を排除してくれるからこそ良い状態が維持できるのですが、一旦乾燥から角質のバリアが破綻するとその奥にあるアレルギーを認識する部分に直接アレルゲンが触れてしまい、アレルギーのメカニズムが動き出してしまいます。現在、食物アレルギーとスキンケアの関係が私たち小児科医の中では大きな関心事となっており、スキンケアを良くすることがアトピー発症や食物アレルギーにも重要であると認識されています。

保湿剤にもヘパリン類似物質、ワセリン、尿素系などとありますが、うまく使い分けることが重要です。特に皮膚の薄い乳幼児にはヘパリン類似物質とワセリンを上手に組み合わせることが大切だと思っています。スキントラブルでお困りの方は一度ご相談ください。

では。

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