心電図異常って何?
[2019.09.06]
こんにちは院長の面家です。
今日は「心電図異常」について触れたいと思います。
岐阜県では学校検診として小学校1年生、4年生、中学校1年生、高校1年生の3年ごとに心電図をもとにした心臓検診を行っています。ここで心電図に異常を指摘されたりします、これを「心電図異常」といいます。
内容としては大きく2つに分かれます。1つは「波形異常」、もう1つは「脈拍異常」です。
「波形異常」とは心電図の波の形に異常があるということです。個性のことも多いですが、中には先天性心疾患や心不全が隠れていることもあります。心電図の再検査に加え、レントゲンや心エコーなどを行い評価します。
「脈拍異常」は、いわゆる不整脈を意味します。ただしこれも病的ではない不整脈もあります。心電図の再検査や24時間心電図(ホルター心電図)などを行い評価します。病態によっては心機能異常がベースに無いか確認するためにレントゲンや心エコーを行うこともあります。
上記の検査はどれも当院で実施可能です。お困りの際は気軽にご相談ください。
では。