こどもの胸痛
[2022.04.02]
こんにちは、院長の面家です。
花粉が多い日が続き、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒みで困っているお子さんが多いですね。今日も予約枠がすぐに埋まってしまい、申し訳ありませんでした。
さて今日は胸痛についてのお話です。おこさんの胸痛の大部分は良性の痛み(心因性、神経痛、筋肉痛など)で、重症の胸痛(心臓・循環器系、呼吸器系)は非常に少ないのが現状です。そうすると大切なのは重症の胸痛を否定しておくことが大切です。
当院では
胸部レントゲン:心臓の大きさや気胸などの肺疾患を評価できます。
心電図:心筋梗塞や狭心症などの虚血(心臓の細胞に十分血液が行き渡っていない状態)や不整脈を評価できます。
心エコー(心臓超音波検査):心臓の動きを評価できます。
ホルター心電図(24時間心電図):24時間心電図を評価し続け、急に現れる痛みを評価します。
トロポニン:血液検査です。心臓の細胞が虚血で壊れてしまったかどうかを評価します。
以上をお子さんの病状に合わせて用いて検査します。
コロナにかかったとき、またはコロナワクチンの後の胸痛も含めてお困りの際はご相談ください。
では。