今日の漢方:補中益気湯
[2019.09.13]
こんにちは、院長の面家です。
夏休みが終わり、学校や幼稚園・保育園が再開し、疲れが残っている頃ではないですか?運動会の練習がある学校では余計に大変ですね。ニュースでも各地で熱中症で救急車が出動したなどの話題でいっぱいですね。
問題は救急車で運ばれてしまう方だけではありません。1人搬送される方がいれば、それの何倍も多くの運ばれないレベルの熱中症の方がいて、そしてその何倍も多くの熱による疲れが残ったり、元々の季節の変わり目の疲れを悪化させてしまったりした方がいらっしゃいます。
ということは新聞での報道されている数の何十倍も何百倍も多くの軽い熱中症や疲れを悪化させてしまっているお子さんがいらっしゃるのです。休めればいいですが、それなりに体が動くのであれば学校に通いますので、疲れは溜まっていく一方です。
最近の外来でも疲れでだるさが残っている方や食欲が中々戻らないお子さんには「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」という漢方薬をお出ししています。西洋薬にはない、疲れを軽減させてくれるようなイメージです。
まずはしっかり休むことが基本ですが、それでも困っているようなら一度ご相談ください。では
お子さんの漢方はあわのこどもクリニックへどうぞ