便秘のお子さん
院長の面家です。
『便秘』ってどう思いますか?唐突ですか?
「便秘って病院に行くほどのものでもない」とか、「水分を摂っていたら大丈夫?」とか「1日おきに出ているから便秘じゃないと思う」とか色々な考え方や捉え方があるかと思います。
便秘には色々なタイプがあるのでネットで見たりしても、ご自身やお子さんの便の状態が便秘に該当するのか悩んでしまいますよね。
今日いらっしゃったご家族はママがしっかりと気づいてくれたので治療を開始することができました。
お子さんは1日おきには便が出ていらっしゃいました。でもコロコロうんちで、たまに切れたのが血がついてしまった、便秘かなでも1日おきには出ているし、と悩みながら相談に来てくださいました。そうです、これはれっきとした「治療適応のある便秘」だったのです。
1日おきに出ているうんちでも「出し終わったらすっきりしている便」と「出し終わってもまだ腸の出口近くに便が残りすっきりしていない便秘」があります。つまり前者はスッキリ腸の出口は空っぽになったものと、後者の様にカチカチになってコロコロになった便の硬さでいう1番のうんちが新しい便に押し出され出ただけで、まだ腸には便が残っているのでは意味合いが異なってくるのです。肛門が切れてしまったのもカチカチの便で、肛門が便の硬さに合わせて引き伸びないと出せず、勢いで切れてしまったのでしょう。
早速、便を軟らかくするお薬を始めること、お尻をいたわる軟膏を処方しました。ママがしっかりと違和感を感じてくれたから良かったと思います。
お子さんの育児の中でこれって病院に行って相談した方がいいのかな?我慢した方がいいのかな?と悩んだら気軽にご相談ください。
では。
(参考ページ)
こどもの慢性便秘・離乳食を始める前の赤ちゃんのうんちでお悩みのご家族へ
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